小学生(4年生以上)国語・算数・英語

小学生は、中学入学後に困らない基礎学力の養成を第一に考えます。では、基礎学力とは何でしょうか。端的に言うと挫折することなく学習を継続できる学力です。

例えば、基礎学力としての小数や分数を含む四則計算ができないと、中学の数学でたいへん苦労し挫折してしまう可能性があります。

小学生が身に付けるべき基礎学力とは、算数の計算力と漢字の読み書き(豊富な語彙)によるところが大きく、これらは国語・算数(数学)に限らず、すべての教科の土台とも言えます。好学塾ではこの基礎学力にこだわり、安直な指導方法に頼らず正攻法で学習を進めます。

各教科の学習

英語

小学生の英語学習は、敢えて文法的な事項にも触れ、中学で英語を得意教科とすることを目標に据えます。あまり文法事項に触れすぎると、英語嫌いを増やすことに繋がるという考えもありますが、意図的な文法事項の回避はたいへん非効率です。

時間的な余裕が小学生にはあるわけですから、ゆっくりと丁寧に学習を進めることによって文法アレルギーを回避でき、スムーズに中学英語に接続できると考えます。

  1. まずはローマ字(ヘボン式)の完全マスターです。ローマ字との違いに注意が必要ですが、英単語が覚えやすくなります。
  2. 書くこと、覚えることに重点を置きます。ただし、自宅での音読を推奨します。
  3. 日本語との違いをはっきり認識させ、文法事項にも積極的に触れます。

算数

基礎学力としての四則計算、割合に関連する分野など、中学入学後に挽回が困難な分野に特に力を入れます。できるだけ多くの時間を問題演習に割き、中学入学後に困らない学力の養成を目指します。

国語

漢字の読み書きとともに、使える語彙を増やすことを重視します。豊かな語彙は豊かな思考を育みます。ただし、特段変わったことはしません。漢字は書いて覚え、様々な文章を読み理解することで語彙は豊かになります。小学生の国語では、テストを意識せずゆっくりと文章を味わうことも大切と考えます。